おへやのかざり

こんにちは、くまおです。

お宿のおへやのかざりつけは、ばあばぐまのきまぐれでかわります。このシーズンは、どうやら、あおいとり、きいろいおはな、あかい赤べこがならぶようですよ。えんがわのたなの上で、虫干しされていました。

ばあばぐまのおへやは、まるで民芸みやげのお店みたい!まだわかいころ、世界のあちこちを、おおきくてじょうぶな革のカバンひとつでたびをしてまわっていたんだって。としをとってあまりとおくへでかけなくなってからは、あつめた各地のおきものを、お宿じゅうにあれこれならべかえるのがたのしいみたい。

お客さんがめずらしがると、それを手にいれた土地のことを、とってもたのしそうに語るのです。ぼくは何年もこれをきいているのですが、ひとつとしておなじはなしはなかったなぁ、なにせ、ぼっこやさんからゆずってもらったガラスびんにすら、いつのまにか、たびのおはなしがついてしまうんだから。

あることないことまじえて、ばあばぐまはあたまのなかで、ずーっと空想のたびをつづけているんだろうな。